惑星逆行とは
太陽系には、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星の惑星(※冥王星は準惑星)があり、それぞれが一定の周期で太陽の周りを西から東へ公転しています。
ところが、周期的に惑星が東から西へ動く「逆行」という現象が起こります。この不思議な現象は、天文学者達を悩ませ、惑星を意味する英語のplanet(プラネット)は、ギリシア語の「さまよう者」を語源としています。
実際に、惑星が逆方向に動くことはなく、逆行は見かけ上の動きです。これは、地球の公転周期と各惑星の公転周期が異なることが要因となっています。
惑星逆行中の影響としては、その惑星が司るテーマに関する「遅延・停止・見直し」などが起こりやすくなります。また、その惑星が逆行中に滞在する星座が司るテーマにも現われます。
また、地球に近い惑星ほど影響が強く、遠い惑星は個人よりも社会への影響が強いとされています。
2024年惑星逆行スケジュール
水星逆行
逆行頻度は約4ヶ月に1度。期間は約3週間。
コミュニケーション、通信、移動、交通の遅延やトラブルなどに注意。懐かしい人との再会。考え方の見直し。
- 2023年12月13日16:10(山羊座)~2024年1月2日12:09(射手座)
- 4月2日7:16(牡羊座)~4月25日21:55(牡羊座)
- 8月5日13:57(乙女座)~8月29日6:15(獅子座)
- 11月26日11:43(射手座)~12月16日5:58(射手座)
金星逆行
逆行頻度は約1年半に1度。期間は約40日。
恋愛、パートナーシップ、お金のトラブルなどに注意。復縁は慎重に。自分磨きの時間を作る。感情の見直し。
※2024年はありません。
火星逆行
逆行頻度は約2年に1度。期間は約2ヶ月。
衝動的な行動、アクシデントやケガなどに注意。怒りをコントロールし、ひとり時間を楽しむ。
- 12月7日8:34(獅子座)~2025年2月24日11:01(蟹座)
木星逆行
逆行頻度は約1年に1度。期間は約4ヶ月。
物事の流れが停滞し現状維持となりやすい時期。過去を振り返り、方向性の再確認を。心の在り方の見直し。
- 10月9日16:06(双子座)~2025年2月4日18:42(双子座)
土星逆行
逆行頻度は約1年に1度。期間は約5ヶ月。
責任、役割、課題と向き合い、不要なものを浄化する時期。健康管理とメンタルケア。計画やルールの見直し。
- 6月30日4:08(魚座)~11月15日23:21(魚座)
天王星逆行
逆行頻度は約1年に1度。期間は約5ヶ月。
古いパターンを手放し、価値観や常識が改革される時期。突発的な出来事に注意。視野を広げ、現実を受け入れる。
- 2023年8月29日11:39(牡牛座)~2024年1月27日16:36(牡牛座)
- 9月2日0:18(牡牛座)~2025年1月31日1:23(牡牛座)
海王星逆行
逆行頻度は約1年に1度。期間は約5ヶ月。
決断力や直観力が鈍り、フワフワと夢見がちになる時期。現実逃避や依存に注意し、グラウンディングを心掛ける。
- 7月2日19:43(魚座)~12月8日8:45(魚座)
冥王星逆行
逆行頻度は約1年に1度。期間は約5ヶ月。
痛みを伴う浄化や強制終了が起こり、方向性を見失う時期。新しい自分へと生まれ変わるための準備をする。 ・
- 5月3日2:44(水瓶座)~10月12日9:32(山羊座)